Division of Contemporary Art and Theory

Faculty of Art

Hiroshima City University

Organized by CA+T

  主催事業

DepART!


会期:2012年4月21日〜4月30日

会場:旧加藤海運倉庫1階(広島市南区宇品海岸3丁目12番地付近)

主催:広島市立大学芸術学部現代表現研究室

協力:広島市立大学、広島アートプロジェクト実行委員会

協賛:みなとオアシス広島運営協議会

作家: 内山知美、永田美樹、西岡明朗、大下晶子、下井田麻美、

    新澤望、本間美穂子、金慧英、岸かおる

デザイン:坂本史、 梶木淳子


広島県みなとオアシス広島運営協議会より依頼を受け、現代表現研究室の学生が中心となって企画運営したグループ展覧会。使用されなくなった海運倉庫を会場とし、倉庫を意味する「Depo(仏)、Depot(英)」と「Art」を組み合わせた造語「DepART!(デパート!)」をタイトルに掲げ、現代美術の普及と広島市宇品地区におけるにぎわいの創出を目指した。湾岸の倉庫がもつ通念的なダークサイドに着想を得た映像や普段目にする生活雑貨を素材として構成した立体、原子力放射能から身を守ろうとする本能が投影されたものなど、多岐にわたる表現、現代的な問題意識を反映した作品を展示することで、様々な商品が陳列する「デパート」を喚起させた。観賞者は、週末のウィンドウ・ショッピングに興じる日常的な感覚で作品と対話しているようだった。

広島アートプロジェクト2011 半農半芸+ちょっと漁


期間:2011年5月〜2012年3月

場所:尾道市百島町各所

交流イベント

日時:2011年8月20日

会場:旧百島中学校跡地グラウンド、いきいきサロン百島、など

企画:岸かおる、大下晶子、下井田麻美、広田明代、山中友美

綿花栽培

実験期間:2011年6月〜2012年1月

協力:立花テキスタイル研究所、(有)百島農園

場所:島内の耕作放棄地


広島アートプロジェクトは、2011年より広く瀬戸内地方に眼を向け、広島市だけではなく尾道市との連携を開始している。これまでの活動を通して得られた成果や意義を継続的、有効的に活用していくために、都心部から離島へ活動の舞台を変え、アートの社会的役割の拡張実験している。活動場所は尾道市の百島にて、主に『百島中学校跡利用計画』の推進事業として、日本の里山里海を支える離島との地域連携により、農(漁)ある暮らしを体験する滞在型アート活動を通して、人間の根源的で持続可能な生き方を提案していくことを目指す。

2011年の主な事業として、交流イベントと綿花栽培を行った。交流イベントは、現代表現領域の学生が島内のフィールド・ワークを通して得られた情報を元に、島民との交流を目的としたイベントの実施、及び百島の特色を活かした企画を発表し意見交換を行った。綿花栽培は、島内の耕作放棄地を利用し、尾道市特産の帆布の原材料である綿花を実験的に栽培することで、島の産業と景観効果の可能性を図った。


広島アートプロジェクト2011ブログページ

2007年から開催されている広島アートプロジェクトは、現代表現領域が中心となって企画・運営しています。

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地域・国際連携事業「広島アートプロジェクト」

DepART!

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広島アートプロジェクト 11-12

半農半芸+ちょっと漁

ART BASE MOMOSHIMA

広島アートプロジェクト

広島アートプロジェクト2010 ここまでと、これからを探る


企画1:検証07-09 企画2:野外芸術センターPPY

会期:2010年9月4日〜9月20日

会場:広島市立大学芸術資料館、広島市吉島公民館敷地内

ディレクション:柳幸典 企画:今井みはる、CA+T

参加作家:ゲルトシャイサーズ、柳幸典企画室、マルチバース、竹田直樹+上田博文、

     ハン・シュク・ジョ、大下晶子、藤原勇輝、岡孝博、池田和子、オマル・ロサレス、

     いさじ章子、坂口直也、入江早耶、鹿田義彦、上村晴香、下井田麻美、木村華苗、

     谷尾勇滋、岸かおる、都築透、松尾真由美、山口修平、中原智美、山中友美、中出武彦、

     祐源紘史、野末森恵


テーマに「検証」を掲げて、今後の広島アートプロジェクトが進むべき方向を考える二つの企画を実施した。「検証07–09」では、広島アートプロジェクトのこれまでの活動を振り返るとともに、他大学で実施しているアートプロジェクトを調査・紹介した。また、「野外芸術センター」では、野外に仮設のアートセンターをつくり、広島の地域性を考える展覧会やイベントを実施した。

広島アートプロジェクト2009「いざ、船内探険! 吉宝丸」展


会期:2009年9月5日〜9月23日

会場:広島市中区吉島地区各所

ディレクション:柳幸典 企画:岩崎貴宏、CA+T

参加作家:Antenna、青田真也、土井翔太、古川祥智雄、林加奈子、平野薫、本間美穂子、

     入江早耶、諫山元貴、石黒健一、岩井優、岩崎貴宏、鹿児島藍、金氏徹平、岸かおる、

     小林史子、河野真悠子、増田純、水口鉄人、水川千春、マルチバース、丹羽陽太郎、

     小笠原周、岡田寿枝、沖中志帆、佐野研二郎、鹿田義彦、下西進、新澤望、鈴木勲、

     田中英行、田中偉一郎、谷山恭子、寺江圭一朗、時里充、友枝望、辻原咲紀、山城大督、   

     吉田慎司、吉村芳生、祐源紘史、ユミソン、 キッズアーティスト feat. 梶木淳子


元安川と本川に囲まれた三角州である吉島地区を一隻の船に見立て、地区内に点在する作品を船内の「宝探し」のように鑑賞していく展覧会として開催された。作品の多くは、その素材として日用品やゴミが使われたが、これは、見慣れたものや無価値のものが作品化し新しい価値をまとうことで、豊かさとは何かを改めて考察しようとしたものである。世界金融危機以後、資本主義社会の価値観を問い直して、オルタナティヴな価値を提案した。


広島アートプロジェクト2009ホームページ

広島アートプロジェクト2008「汽水域」

旧中2


会期:2008年11月1日〜11月16日

会場:広島市中区吉島地区各所

ディレクション:柳幸典

参加作家:Antenna、淺井裕介、福田恵、福永敦、開発好明、北川貴好、荒神明香、黒田大祐、

     丸橋光生、中村敬、中崎透、西野正将、小原一洋、ダヴィッド・ポルツィン、坂口直也、

     先崎哲進 TETSUSHIN、シフン製作所+三上賢治、SUIKO、高須健市、田中英行、

     マティアス・ヴェルムケ、祐源紘史、 他、藤浩志監修によるワークショップ作品


吉島地区を会場とし、「広島」を地域的な視点から考える展覧会として開催された。広島は水の都であり、汽水域に長年の干拓事業で造られてきた都市であることから、「汽水域」をテーマに、地域をアートによって活性化しようと試みた。遊休施設の創造的有効活用を提案する旧中工場の壁面、そして、かつて貯木場であった吉島のボートパーク広島が主な舞台となり、アートを通して新しい繋がりが生まれる場を提示した。同時期、旧日本銀行広島支店にて「CAMPヒロシマ」を開催した。


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広島アートプロジェクト2008「汽水域」

CAMPヒロシマ


会期:2008年11月1日〜11月16日

会場:旧日本銀行広島支店

ディレクション:柳幸典

参加作家:シャルロット・ボンジュール、チャン・ファジン 、パウル・ダリウス、

     マライケ・ドロブニ、藤原勇輝、古堅太郎、ナオミ・ヘニヒ、チョン・ソンジュ、

     カン・アイラン、キム・ホンシク、セバスチャン・ルセニョール、増山士郎、的場智美、

     大田祐子、ミヒャエル・オットー、イレーネ・ペツーク+エリック・アルブラス、

     ダヴィッド・ポルツィン、ダミール・ラドヴィック、鹿田義彦、下西進 、タノタイガ、

     アクセル・テップファー、マティアス・ヴェルムケ+ミーシャ・ラインカウフ、ユ・ミヨン


旧日本銀行広島支店を会場とし、「ヒロシマ」を国際的な視点から考える展覧会として開催された。ドイツで開催された「CAMPベルリン」の継続企画であり、同じく「Migration(移住・移動)」をテーマとした。参加作家は、日本とドイツだけでなく、オランダ、フランス、ボスニア・ヘルツェゴビナ、韓国から集まり、多国籍的な展覧会となった。広島が国際平和文化都市として果たすべき役割をアートによって問いかけた。同時期、広島市中区吉島地区にて「旧中2」を開催した。


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広島アートプロジェクト2008「汽水域」

CAMPベルリン


会期:2008年2月2日〜2月10日

会場:旧ベルリン市交通局中央整備工場

ディレクション:柳幸典 協力:エラン・シャーフ

参加作家:トーマス・アデバー、アンドレア・ツィマーマン+エンプファングスハレ

      (コルビニアン・ベーム+ミヒャエル・グルーバー)、エリック・アルブラス+

     イレーネ・ペツーク、エディン・バイリッチ、マリー・ルイーゼ・ビルクホルツ、福田恵、

     古堅太郎、ニコラス・グリマー、ヒロミ+シゲフジシロ、ジリアン・ホルト、入江早耶、

     開発好明、木村華苗、オフィリ・ラピド、パウリーナ・レオン、ジルビア・ローレンツ、

     ジルビア・ローレンツ+アレクサンドラ・ジェストロビック・オラ・ジャメスディン、

     増山士郎、沖中志帆、大津達、ダヴィッド・ポルツィン、ソフィア・ポンペリー、流水彩子、

     鹿田義彦、シフン製作所、高橋知奈美、友枝望、シラ・ヴァックスマン、

     カロリン・ヴァハター、ラウル・ヴァルヒ、マティアス・ヴェルムケ、

     マティアス・ヴェルムケ+ミーシャ・ラインカウフ


この展覧会は、広島市立大学芸術学部とベルリン・ヴァイセンゼー美術大学を中心とした若手作家による文化交流プロジェクトとして開催された。広島とベルリンの両都市は、様々な時代に多数の移民を生み出し、また、受け入れている。こうした歴史的な背景のなかで国境を越えて活動するアーティストの現代的な経験を反映させるため、「Migration(移住・移動)」をテーマとした。同年開催した「CAMPヒロシマ」と合わせて、「CAMPベルリン−ヒロシマ」を形成した。


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広島アートプロジェクト2007「旧中工場アートプロジェクト」


会期:2007年4月1日〜4月22日

ディレクション:柳幸典


この実験的なアートプロジェクトは、産業遺構である都市の遊休施設を、芸術活動を軸としたアートセンターとして再生するために、吉島地区の旧中工場(旧ゴミ焼却施設)、同地区各所、旧日本銀行広島支店において開催された。産業遺構のもつ負のイメージを、芸術が内包する浄化力によってポジティヴに変換し、都市環境に文化的な潤いを与える創造的施設としてを再生することを目指し、場の独自性を照らし出した。

企画展1:「ゴミがアートになる! 超高品質なホコリ」展

会場:旧中工場プラットホーム

企画担当:岩崎貴宏

参加作家:照屋勇賢、矢田雅樹、トム・フリードマン、祐源紘史、藤浩志、古堅太郎、

     アンドレアス・スロミンスキー、棚次理、しばたゆり、向井華子、池田朗子、米倉大五郎、

     狩野哲郎、シゲフジシロ+スヴェン・ギースマン、淺井裕介、野口哲也、平野薫、

     ミヒャエル・オットー、岩崎貴宏、瀬戸理恵子、佐藤紫寿代、嶋田美緒、友枝望


広島市中区吉島地区にある旧中工場(旧ゴミ焼却施設)のプラットホームにおいて、23組の作家がゴミや安価な日用品を素材にして作った極小の作品を中心とする展覧会です。作品は、サイズが小さいだけでなく、場に溶け込んでいるために、注意して見ないと気づかないものばかりです。鑑賞者は、会場入口で虫眼鏡と双眼鏡を手渡されて、会場内のゴミやクズに混じって置かれた作品を探して回ります。旧ゴミ焼却施設という場所の意味を考え、日常生活の廃棄物を錬金術的にアートに昇華させ、ゴミの社会的・文化的意味を問い直した企画です。

企画展2:「わたしの庭とみんなの庭」展

会場:広島市中区吉島地区各所

企画担当:今井みはる、中村圭 企画サポート:岡本芳枝

参加作家:淀川テクニック、今井みはる、沖中志帆、丸山純子、北川貴好、福田恵、淺井裕介、

     Nadegata Instant Party、SUIKO 、福永敦、SUIKO, EMAR, TENGA&MOTEL 、泉山朗土、

     丸橋光生、鰕澤達夫、板倉優子、狩野哲郎、吉田樹人、しばたゆり、大田祐子、藤江竜太郎、

     高橋佳江、ガンベロトンダ、矢田将樹、上田博文+竹田直樹、山口景子、

     西野達(特別友情参加作家)


広島市中区吉島地区の多様な場所を展示会場としたサイト・スペシフィックな企画展です。吉島地区には、多数の公園、玄関や軒先を彩る小さな庭、そして、かつては買い物客で賑わった吉島南商店街など、さまざまな公私の場所が共存しています。また、当時の吉島地区には、都市高速建設のために東西に広がる空き地もありました(現在は高速道路を建設中)。26組の参加作家は、地域住民とコミュニケーションしながら作品を制作し、これらの場所を展示空間に変えました。作品展示に加えて、参加作家などによる講座や、参加型アートイベントなどを開催し、地域とアートが出会う実験的な場を創出させました。

サテライト企画:「金庫室のゲルトシャイサー」展

会場:旧日本銀行広島支店

企画/ディレクション:柳幸典

参加作家:柳幸典、太田三郎、上田博文+竹田直樹、木村育子、豊嶋康子、槙原泰介、照屋勇賢、藤浩志、

     会田誠、淀川テクニック、アンドレアス・スロミンスキー、トム・フリードマン、下道基行、

     ロバート・ワッツ、泉山朗土、クリスチャン・ホルスタッド、平野薫、ゲルトシャイサーズ、

     あいだだいや、入江早耶、赤瀬川原平、高橋知奈美、竹田直樹、シフン製作所、タノタイガ、

     ステファン・バリン、太湯雅晴、ミヒャエル・オットー


関連企画:「どうする?広島の折鶴」展

参加作家:KOoYOo、K2、NPO法人折鶴広島 船田奇岑


旧中工場アートプロジェクトのサテライト企画として、吉島地区から離れた旧日本銀行広島支店で行った展覧会です。旧日本銀行広島支店は広島市指定重要文化財の被爆建造物です。その被爆の歴史的事実や、貨幣経済を担ってきた歴史を参照して、28組の作家が、一階では国家・戦争を、地階では貨幣をテーマとし、サイトスペシフィックな作品を展示しました。「ゲルトシャイサー」とは、金を意味する「ゲルト」と「くそったれ」を意味する「シャイサー」からなるドイツ語で、尻から糞のように金をひねり出す、中世ヨーロッパの空想上の怪物です。ゲルトシャイサーは金をひねり出す換わりに何か大切なものを要求します。私たちは富の換わりに何をゲルトシャイサーと交換してきたのでしょうか。作家のミヒャエル・エンデは、ハーメルンの笛吹き男の伝説に、このゲルトシャイサーの怪物を組み合わせています。町の有力者がゲルトシャイサーを崇め奉るあまり町が荒れ果てていくのを、よそ者の笛吹き男が食い止めようとする物語は、アーティストがまちづくりに参画する「創造都市」の議論とどこか重なるところがあるかもしれません。関連企画として、毎年広島市に大量に送られてくる折鶴の有効活用に一石を投じた「どうする? 広島の折鶴」も行いました。


広島アートプロジェクト2007ホームページ

Photo:泉山朗土

Photo:泉山朗土

Photo:泉山朗土

広島アートプロジェクト2012

ART BASE 百島開館記念展 企画展「UTOPIA-何処にもない場所-」


期間:2012年11月4日〜2012年11月24日

場所:ART BASE 百島 / 百島福田・本村地区各所

主催:広島アートプロジェクト実行委員会、Yanagi & Associates

参加作家:諫山元貴、泉山朗士、岩崎貴宏、Collectif_fact、下道基行、槙原泰介、水口鉄人、

     もうひとり、吉田夏奈


「UTOPIA-何処にもない場所-」と題し、ART BASE 百島とその周辺サイトを会場とした企画展覧会を行った。UTOPIA(ユートピア) はイギリスの思想家トマス・モアが1516 年に出版した著作の中で、空想国家の名称として生まれた造語である。その解釈をめぐっては、後に社会批判的側面を持ち合わせた思想の根幹として用いられた一方、空想社会を舞台とした文学作品の呼称として、また、しばしば楽観的な理想郷を意味する語としても一般に普及した。本展覧会では、UTOPIA の語源であるギリシャ語のoutopos (ou,=無い,topos=場所)「 何処にもない場所」を瀬戸内の離島という都市から離れた特殊な環境になぞらえ、滞在制作において、根源的な生活環境を共有することで、各々の作家の視点から、現代のUTOPIA として示すべき場所を作品として提示した。


ART BASE 百島 の公式HP